CO2フラクショナルレーザー

シミ・小ジワや肌質の改善効果

フラクショナルCO2レーザーは、お肌の入れ替えを面ではなく小さな点の集まり(点状照射)で行うことにより、皮膚へのダメージを極力おさえながら高出力のレーザー照射ができます。
皮膚表面に深くしっかりと微細な穴を開けることができ、高い美肌の作用をもちながら回復が早いレーザー治療です。

お肌のシミ・小ジワや肌質の向上には全体に軽めの照射を行い、深いニキビ痕には高いレベルで深めに照射していきます。
当クリニックでは、患者さまのお肌の状態を診察した上で、お悩みに応じてレーザーの出力や照射方法を調整し、お一人お一人に適した治療をご提供いたします。

エイジングの予防

CO2フラクショナルレーザーには、肌のエイジング予防効果があります。
微細な穴を肌に開けることで、創傷治癒の過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌のハリや弾力が向上します。

これにより、小ジワや毛穴のたるみを予防し、将来的な老化サインを遅らせる効果が期待できます。また、定期的に施術を行うことで、肌のターンオーバーが整い、くすみやざらつきの予防にもつながります。肌質改善と若々しい肌の維持を目的とした予防的治療として有効です。

ダーマペンとの違い

どちらも自己治癒力を活かした治療です。皮膚に微細な穴をあけ、創傷治癒の過程でコラーゲンやエラスチンが増生し美肌へと導きます。

ダーマペンが極細の針を肌に刺すのに対し、CO2フラクショナルレーザーは炭酸ガスレーザーを細かな点状にして照射します。CO2フラクショナルレーザーでは、1回の照射で約10％〜15％が新しい肌に置き換わります。

また、ダーマペンと異なり、CO2フラクショナルレーザーには熱エネルギーによる肌の引き締めやリフトアップの作用もあります。よりしっかりとした作用を実感したい方、タイトニングやリフトアップをご希望の方におすすめです。

水光注射との違い

CO2フラクショナルレーザーは、肌表面に微細な穴を開けることで皮膚の再生を促し、毛穴の開きやニキビ跡、小ジワなど、肌の質感そのものを改善する治療です。
高い熱エネルギーで真皮層に働きかけるため、しっかりとした効果が期待できますが、赤みや皮むけなどのダウンタイムが3〜7日程度生じることがあります。

一方、水光注射は、極細の針で皮膚の浅い層にヒアルロン酸や美容成分を均一に注入する施術で、乾燥やくすみの改善、うるおい・ツヤのある肌へ導くのに適しています。
ダウンタイムは比較的軽く、内出血や赤みが出る程度で済むことが多いです。肌のハリや潤いを重視するなら水光注射、毛穴や凹凸などの構造的な悩みにはCO2フラクショナルがおすすめです。